10月6日 西小ニュース
2021年10月6日 14時14分朝会の話 大場伸一校長
今日は前回の朝礼に引き続き「すてきな夢」のお話をします。はじめに前回のお話の復習です。今、画面に映っている女の子の像はどこにあって、何という名前の作品だったか覚えていますか。これは袋井中学校の正門にある「すてきな夢持ちたいな」という作品でしたね。みなさんは中学校に入学したら毎朝、この女の子の前を通って校舎に向かいます。その時、「私には夢があるよ」「僕の夢はこれだよ」「夢に向かってがんばってるよ」と胸を張って言えるようになっているといいですね。そんなお話をしました。
そして今日のお話は、今から約50年前、校長先生が小学生だった時のお話です。50年前、校長先生は皆さんと同じ西小っ子でした。校長先生はどんな夢をもって西小学校を卒業し、中学校に入学したのかを紹介しますね。聞いてください。
その前に、この写真を見てください。これは50年前の西小学校の写真です。今と比べてどうですか。何か違いに気づいた人は黙って手を挙げましょう。少し時間をとるので、担任の先生は指名をしてあげてください。一番大きな違いは北校舎が3階建てということです。この校舎で6年間過ごし、小学校を卒業するとき、校長先生が描いていた将来の夢は小学校の先生になることでした。これは卒業アルバムの中の1ページです。20年後の自分が何をしているか、つまり自分の夢をみんなで寄せ書きしたものです。いろいろな夢がありますね。校長先生の夢はどこに書かれているかわかりますか。小学校を卒業してから20年後、校長先生は小学校ではなく中学校の先生になっていました。それからずっと中学校に勤めてきたので、50年近くたって初めて、このとき書いたことが現実になったということになります。
先生になろうと思ったのは、この西小学校で2つの大切な出会いがあったからです。次の写真を見てください。校長先生のクラス、6年1組の仲間です。この頃は、制服を着て学校に通っていました。校長先生は、ここにいます。そして、1つ目の大切な出会い、それは5年生から2年間担任をしてくれた先生との出会いでした。この先生のような先生になりたいという思いが夢の始まりでした。
そして、2つ目の大切な出会い、それは水泳です。ボールを使ったスポーツは全く下手なのに、なぜか水の中では思い通りに動けました。夏になると仲のよい友達といっしょにリレーチームを組んで、水泳大会に出場したことがいい思い出です。そして、中学校に入学すると英語の授業が始まり、これも自分にとって大切な出会いでした。結局、英語が一番好きな教科になったため、大学に入るときには、小学校ではなく英語や部活動で水泳を教える中学校の先生になるという夢に変わりました。
今、お話ししたように、校長先生の夢は、この西小学校で大好きな先生、そして水泳に出会ったところから始まりました。2学期の始業式で紹介した女子ボクシング金メダリストの入江選手も小学校2年生で出会ったボクシングのアニメが夢の始まりでした。ですから、みなさも、この小学校時代に出会ういろいろな人、そして今、興味を持っていることや得意なことが、夢の出発点になるかもしれませんね。
今日のお話はこれで終わりですが、すてきな夢の話はまだまだ続きます。今回は校長先生が自分の夢を紹介したので、次回は、みなさんの番です。画面をよく見てください。「いつの日か、あなたは何になりたいですか、どんなことをしてみたいですか。」みなさん一人一人の答えを考えておいてください。楽しみにしています。
本日の給食
校庭の木々
1年生の様子
2年生の様子
3年生の様子
4年生の様子
5年生の様子
6年生の様子