学校日誌

令和2年度 袋井西小学校 2学期始業式 式辞

2020年8月25日 15時43分

自ら「静か」と「温か」をつくることができる人に


   とっても暑くて、短い夏休みが終わりました。今日も暑い中、がんばって登校できました。立派です。先ほど、3人の代表児童が2学期のめあてを発表してくれました。聞いていて、ちゃんとこの2学期がんばりたいことが分かっていてすごいな、と思いました。

  

  
 さて、1学期はみなさん本当によくがんばりましたね。マスクを一日中したり、ソーシャルディスタンスを守ったり、こまめな手洗いをしたり、その中でも「みんなと何かするのは楽しい」と答えてくれた子がたくさんいて、先生方は本当にうれしく思いました。

  
 2学期も新型コロナウイルス感染症への対策をしながら、学習をしなくてはなりません。もう一度、一つ一つ思い出して感染予防を当たり前にしましょう。コロナだからとあきらめるのではなく、炭治郎のようにどんな場面でも考えて、考えて、考え続けたいと先生方も思っています。西小っ子の自慢の「どまん中 西小大運動会」をどうするのか、修学旅行や観音山宿泊訓練はどうすれるか。授業だって、もっともっとがんばったなぁとみんなで喜び合えるような学びにするにはどうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。

  

  
 ここで、新型コロナウイルスに関して、皆さんに二つ想像してもらいたいことがあります。

 第一に、今、あなたが新型コロナウイルスに感染していたらと想像してください。もし、あなたの手にたくさんのウイルスがついていたら・・・。みんなに広げてはいけません。だから、手洗い、マスク、ソーシャルディスタンスが必要なのです。
  



 第二に、あなたの仲のよい友達が新型コロナウィルス感染症になってしまったらと想像してみてください。友達をやめますか?その友達は最低2週間は学校をお休みすることになります。どんなに気を付けても感染してしまうことはあるかもしれません。一番不安になっているのは、その友達です。変なうわさをしたり、友達を止めてしまったり、悪口をいったりは絶対に止めてください。温かく友達を応援してあげましょう。
  



 先生方は、みなさんに「静か」をつくることができる人になってもらいたいと思っています。同時に、「温か」も作ることができる人になってもらいたいと思っています。それは、優しさや人を大切にする心を持ちながら、あきらめず考え続ける炭治郎のような人です。この2学期ぜひ、炭治郎のような人をめざしてください。